ブログのトータリズム

セレクトショップ=品揃え店

2011年02月24日

セレクトショップ=品揃え店、というかつての定義は、現在、厳密な意味では通用しなくなっている。現在、セレクトショップと呼ばれている店の多くでは、自社企画とOEMを含むオリジナル企画が占める割合が、たいていの店で50%を超えているからだ。元々、ビームスなどの小売りにシャツを売り込んでいた企画メーカーが出自のベイクルーズやニットを得意としていた。やはり企画メーカーが原点のトゥモローランドなどは、現在のセレクトショップを象徴する存在だ。加えて、スタート時からセレクトをオリジナルの補完と位置づけているワールド系のドレステリア、ブルー、ブラック、ホワイト、シルバー、グリーン、ピンクといったオリジナルレーベルを次々と立ち上げ、この5、6年でそれまでの外部生産チームとの二人三脚の体制からなるべく仲介を省略し、中間コストを抑えるために自社企画、生産の土壌づくりに力を入れているユナイテッドアローズまで、SPA的側面が徐々に強まっているのが、現在のセレクトショップの現状である。