ブログのトータリズム

独立心を養う教育哲学

2010年12月23日

「アメリカの若者が試練に耐えきれず、最後に父親のところへいって、『最善を尽くしたんですが、こうなりました』といった。すると父親は、『私のみたところ、おまえはまだ最善を尽くしてはいないよ。私の助けをまだ借りていないじゃないか』と答えたという話がある。親が子を突き放すんじゃなくて、少し離れたところから見守りながら、手を差し伸べる用意だけはいつでもしてあるんだ。これがわが国だったら、おそらくまったく違うなりゆきをたどるだろうな」「まず最初に、親のすねをあてにするでしょうね。それが親が自分のそばに子どもをおきたがる文化のマイナス面ということですか」「そう。だから自立心が養われないし、未成熟な人間ばかりがふえる。この習慣を改善するには、まず親が子離れする覚悟を決めないとダメだろうね。子どもが独立しようとすると、その親離れを悲しみ、せめて結婚するまでは自分たちのそばにおいておこうとする親が多すぎるよ。独立の意思もなく、親のすねをいつまでもかじろうとする子どもも少なくないが、それは親のほうでいくらでも解決できる問題だ。幼いときから独立心を養う教育哲学さえもっていればね」

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