リサイクル・循環を進めるには?
2011年10月21日
リサイクル・リユースは、いくぶん暗い怪しさを含む。プラスチックでも、マテリアル・リサイクル品の性能は新品にけっして及ばない。よほど管理のいい回収システムがあれば不可能ではないが、少なくとも消費者の手を経たものを原料としたら、多少の性能劣化は免れない。要するに、リサイクル・リユースには、そんなリスクがあるのだと覚悟しなければいけない。さてそれなら、リサイクル・リユースをやめるのか。ここで議論になるのが、現世代と将来間代のリスク負担割合だ。現世代のリスクが、天然バックグラウンドのリスクより明らかに小さいのなら、そのリスクは受け入れるべきだろう。ただし、リサイクルなり循環なりが、将来僕代のリスクを縮実に減らすという保障も必要のように思える。いずれにせよ、リサイクル・循環を進めるには、現世代だけにとらわれたリスク観を変えることが必須ではないか。