公立学校の教育の質の変化
2011年02月28日
公立学校の教育の質の変化に対して、保護者の関心はかつてないほど高まっているものの、あまりの変化の早さに振り回され、混乱しているというのが現状である。ひとむかし前と比べると、最近の教育事情は実に激変している。一時は鳴り物入りで喧伝されたはずの「ゆとり教育」が導入されたかと思えば、ろくに定着しないうちに、親や識者から「何がゆとりか」と猛反発をくらっている。都市部では学校の統廃合にともない、小・中学校の学区制も事実上撤廃され、一定の地域内であれば、ある程度随意に学校が選べるようになった。また将来的な小中一貫教育に向け、自治体の判断で「六・三制」の義務教育カリキュラムを弾力化できるよう検討が進められ、「四・三・二制」もしくは「五・四制」の教育をはじめたところもある。それにともない、進学事情も一変した。自己推薦制度は当たり前となり、中高一貫の公立校や、六年制の中学ができたかと思えば、コース制を採用する私立中学、公立でも地域の人たちが運営する学校や、NPO法人が設立した学校など、かつてとは比べものにならないほど選択の幅が広がった。
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