巡り合ったサイクルツーリスト
最終日は、おばちゃんに見送られて、ペダルを踏み始める。5kmほど下流に行った会津水沼駅の戸口に、例の、川を渡る熊を警告した紙片があった。早戸の駅でも写真を撮る。まだ川霧が残っている。そのしばらく先だったか、今年初めて、黄金色に色づいた稲田を見つける。2003年は、8月の低温で記録的な不作だったのである。会津宮下駅の上を通って、さらに下ったところで、やや長い直線の下りを対向して上ってくるサイクルツーリストを発見した。
[参考情報]
大津プリンスホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad373565/
ホテルピースアイランド宮古島 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad304294/
お宿 木の葉(このは) - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad340168/
いつもなら会釈してすれ違うところだが、なぜかそのときは、考える前に、自転車を停める動作に入っていた。相手もほとんど同時に停止する。ビアンキのクロスバイクにフロントバッグと82アバッグを備え、野営道具まで携えたキャンピングスタイルである。しかも、私よりひと回りは人生の先輩らしい風貌。年齢をお尋ねしてさらに驚く。凄い若々しさである。その、Hさんは、大阪から、秋田に輪行で来て、そこから野営で旅を続けられているとのこと。どうやら走るところの考え方も私と共通らしくて、だからこんなところで巡り合ったのだろうね、ということになる。しばし歓談の後、たがいに住所と情報を書きとめて、記念写真である。私の装備より少なくとも10kgは重いであろう荷を持つビアンキは、H氏のなめらかなペダリングで粛々と上流側へ上って行った。