右脳が注目
2011年02月14日
右脳が注目されたのは、カリフォルニア工科大学神経心理学のロジャー・スペリー教授が実験的に右脳の機能を証明してみせてからである。彼はこの功績で一九八一年のノーベル医学生理学賞を受賞した。ふつうの人では左右の脳をつないでいる脳梁があるため、左右の脳にそれぞれ入った情報は瞬時に行き来し、どちらの脳に最初に入った情報かはわからないし、どちらの脳で処理されているのかも知ることはできない。この脳梁の切断によって左右の脳が切り離されても、日常の生活には支障がないように見えていたので。脳の深部にある松果体の腫瘍などを取りだす手術を行なうときや、重症のてんかん患者で、発作が他方へ波及しないようにするため、脳梁を切ってしまう手術が行なわれていた。
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