ドクターズコスメつて、よく効くの?
ドクターズコスメすなわち「医者が考案した化粧品」というものが、雑誌などで取り上げられて話題になっている。医者が作ったのだから「安心」「効きそう」など、いろいろなイメージがあるようだが、本当のところどうなのだろう。ずばり言ってしまうと、それなりによいものもあるが、かなり「テキトー」なものもたくさんある。なぜドクターズコスメがはやったのかというと、それは美容皮膚科が増えたからである。美容皮膚科にはドクターズコスメは不可欠といえる。美容皮膚科では、メスを使わないし過激なことはしないで肌を変えていこうというのであるから、化粧品でも使わないと他にやることがない、みたいなシチュエーションも起こりうる。結局、患者さんの肌悩みにあわせた化粧品をすすめていく…、という、デパートのコスメカウンターみたいな美容皮膚科も存在している。また、オリジナルの化粧品ブランドを持つことが、美容皮膚科としてのステイタス、みたいな意識も、業界の中にはなんとなくある。はやりのイタリアンレストランが、オリジナルのドレッシングを売っていたりするのと同じである。そんなわけで美容皮膚科医がこぞってドクターズコスメを売り出しているが、それはどうやって作られているのだろう。まさかドクターが化粧品工場を持っているわけではない。専門の請け負い業者というのがあって、そこに頼むとすぐ作ってくれる。その際、自分で成分まで考えて、研究してオーダーしている先生もいるが、別にそんなことしなくても、「化粧水と乳液を作ってくれ」とオーダーするだけでも作ってはくれる。別に医者でなくたって、資金さえあれば自分ブランドのコスメは誰でも作れる。そんなわけだから、よいものもあるしそうでないものもあるのは当然である。
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