ブログのトータリズム

解体費の増加

2012年01月23日

一般に認識されていない問題に解体費の増加がある。何十年かが経過して家を解体するとき、断熱材に使ったウレタンやスチレンなどの大量のプラスチック廃材をどうするのか。しかも、これに煉瓦タイルなどの異種材料がしっかりと接着されている場合、解体処理かやりにくく、その対策はどうするのか。現在でも自動車解体で、このプラスチック廃材が社会問題となっていることは周知の事実である。解体時の廃棄コストも高気密高断熱住宅のマイナス面として見逃してはならない。

[参考]
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いずれにしても、高気密高断熱住宅の設計にはいろいろと方法があり、共通していえることはやればやるほど高気密性高断熱性になるが、同時に高工事費、高材料費、高解体費となり、さらに換気費用など、新たに毎日必要となる経費も出てくる。これが果たして冷暖房費の節約に見合うかどうかは疑問である。もし高気密高断熱住宅の増加の総コストが節約分より多い場合、当初の目標を達しない「欠陥住宅」である。そのためか、最近では「高気密高断熱住宅は省エネルギー住宅ではなく、家全体を冷暖房した快適住宅」と、快適性のみを謳う正直な業者(?)もいる。かと思えば、大した気密性も断熱性もないのに、流行に便乗し「これからは高気密高断熱、いつも新鮮空気、快適空間」などと派手に宣伝をしている業者もいる。少々しつこい説明になったが、これらの点を押さえておかないと、住宅関係業者や建築士にトリックを使われてしまい、割高で不経済な家を造られてしまう可能性がある。